学科開設以来の恒例行事である、「薬学科新入生 むかばき宿泊研修」が4月12日・13日に「宮崎県むかばき青少年自然の家」で行われました。各グループに別れた新入生達は、大学から約 9 kmの道のりを歩くところからはじまり、入所式経て、火起こしや屋外炊飯など、現在ではなかなか体験することの無い活動を通してこれから6年間を共にする仲間や教職員たちとの親睦を深めました。
新緑の中を約9kmのウォーキング
中間地点の舞野神社へ到着!
行縢山の岩肌が目前に!ゴールはすぐそこ!
出発から約1時間30分。「宮崎県むかばき青少年自然の家」に全班到着!
入所式・オリエンテーション〜昼食
研修施設では、寝具の取扱方法、たたみ方、収納方法から、食事の盛り付けなどいろいろなルールの中で生活をします。
火起こし体験・缶切り体験
1日目のメインとなったのは、火起こし体験と缶切り体験。上手に火は起こせるのでしょうか?
各グループが2班に別れ、ひと班は翌日の屋外炊飯でつかう空き缶を使った飯盒(はんごう)つくりです。最近の缶詰はワンタッチでフタが開けられるので「缶切り」を使ったことのない生徒が多くまずは缶切りの使い方から勉強です。
教職員も缶切りが使えるだけで「昔の人」になると大笑いです。
もう一方の班は、マッチ一本、ライターひとつ、さらにはボタンひとつで火が扱える現代では見たこともない道具「まいぎり式火起こし器」での火起こし体験。体力だけでなく、火種をつくるコツなども必要で皆さん苦労していたようでした。
力任せに回すと煙は出ても、小さな火種をつくることも難しい……。
また、火種が出来てもそれを「火」にするのはさらに難しかったようです。
残念ながらこちらの班では「火」まで起こせることは出来ず、現在の道具の有り難さを身をもって体験することとなりました。
研修は翌日も合わせて2日間。これからの学生生活に有意義な体験になることとおもいます。